市兎

３月１８日はダイヤ改正日です。
仙台空港アクセス鉄道の開業、東北線に新車導入など、明るい話題も有りますが、その反面花輪線や東北線の旧型車両が引退すると言う、悲しいネタも有ります。

私は東北線のヌシ的存在だった４５５系が引退すると言う事で、改正前日の１７日午後には、お名残乗車に行きました。
目的の列車は、４５５系で運転されている快速「シティラビット７５号」でした。
快速「シティラビット」は仙台～福島で運転されていますが、土日の午後に運転されている臨時の「７３号～７６号」の２往復が４５５系だったのです。
（写真は３月１１日の７５号）

ところがこの貴重な４５５系使用列車が、何と改正前日にＥ７２１系に置き換えになってしまいました。
や、やられたぁ・・・(^_^;)
私は仙台までの往復割引切符を買っていたので、結局この新車に乗って仙台まで行く事にしました。
この快速は、往年の東北急行並みの高速運転を誇っていて人気でした。
Ｅ７２１系は、新車だけあって余裕の走りでしたが、ここはやはり４５５系の重厚な走りを体験したかったです。

同行の友人の提案で、途中岩沼駅で常磐線に乗り換えました。常磐線の列車は、まだ４５５系が入っていて、乗り換えは正解でした。
しかし今まで乗っていた新車と比べると、４５５系は傷みや性能の違いをすごく実感してしまいました。
時間的には短くなりましたが、とりあえずお名残乗車と言う目的は達する事が出来ました。

仙台駅には引退予定の４５５系や４１７系がごろごろいて、本当にこれが全部居なくなるのかと不思議な気分になりました。
帰りも岩沼駅までは常磐線の４５５系に乗りました。夕方の２５８Ｍは何と９連でした。
しかし、岩沼駅から乗り換えた東北線の１５７６Ｍは、嫌な予感が的中してロングシートの７０１系でした。
充実した新旧クロスシートの乗り継ぎを楽しんでいたのに、最後の最後でスカを引いてしまいました（涙）