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2008年8月15日 (金)

裏縦貫

朝は曇り空でしたが、だんだん晴れ上がって、かなり暑くなりました。
ちょっと出かけたら、汗だくになってしまいました。
あぁ、昔みたいに日本海に泳ぎに行きたいなぁ・・・。

最近は「表日本・裏日本」と言う言い方はしない様ですが、私がSLを追い駆けていた頃は、平気でそう呼んでいました。
また大阪から青森まで、北陸線~信越線~羽越線~奥羽線は、ひとつながりで「裏縦貫線」と呼ばれることもありました。
「裏縦貫線」は。その名前から来るイメージとはうらはらに、長距離の優等列車も運転され、貨物列車も沢山運転される活気ある線区でした。

これは、昼間の裏縦貫のスター、特急「白鳥」です。
00210026
昭和46年5月2日  羽越本線 上浜~小砂川  4002D「白鳥」

長距離優等列車は、他にも「日本海」「いなほ」「天の川」「きたぐに」等がありましたね。
そして、夜のスターはこれ!
00210045
昭和47年3月22日  羽越本線 酒田駅にて 上り貨物列車

羽越線の夜の主役は、次々にやってくる貨物列車でした。
夜の坂町駅で、夜の酒田駅で、何度か夜間撮影に挑戦しました。
この日は、ほんの数分の間隔で発車する、2本の列車の並びが撮れました。

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コメント

白鳥ですか、懐かしいなあ。この写真の翌年8月には架線が張られてしまいましたよね。
先日のみぞれの写真も46年、このころまでは各地でさまざまな姿が普通に見られましたね。

今日、夕刻の新金谷で味わったのですが、旧客編成がホームの両側を占めていて、不思議な印象でしたよ。
みんな、ボロボロになってますが、郷愁を誘ってくれますね。

酒田。D51の一大車両基地でしたね。
バルブ撮影で二本の煙突からの煙が面白い表情を見せています。

島田にて。

投稿: くろくま | 2008年8月15日 (金) 22:14

☆くろくまさま
ここはお気に入りの撮影地で何度か行きましたが、この「白鳥」だけは、何故カラーで撮らなかったのか、不思議に思っています。しょうも無いスカのD51貨物のカラーなんぞは有るのに・・・。
酒田駅のバルブは初公開です。列車は何本も来ましたが、2列車並んだのはこの時だけでした。

大井川鉄道の遠征お疲れ様です。
成果を期待しております(^_^;)

投稿: あべくま | 2008年8月16日 (土) 01:00

裏縦貫線は大阪から北海道へ行くには直通のきたぐにがあり、意外と使えるのでちょくちょく利用しました。青森行きのきたぐにもこの辺りまで来るとガラガラで12系のボックスを占領して車窓を楽しみました。このルートは北前船以来の動脈なんですね。
酒田のバルブ、決まってますねー。露光時間がこれ以上長くても短くてもこの感じはでないでしょうね、ヘッドライトの光り具合もD51のシルエットも素晴らしいです。
明日は18きっぷ消化のためにまたD51でも見に行こうかと思ってます。

投稿: たかべー | 2008年8月16日 (土) 09:06

☆たかべーさま
そうかぁ、たかベーさんは大阪出身だから、きたぐにユーザーだったんですね。
そうそう、日本海沿岸は北前船以来の伝統があります。京・大阪の文化も直接入ってきたようですしね(^^ゞ
酒田のD51は、ちょっとの間2本の列車が並びました。カマの付替えなんかのために、D51が並んだのは僅かの時間でした。写真は数枚しか撮れませんでしたが、これが上手く撮れたのですごく嬉しかったです。
今まで出し惜しみしていました

投稿: あべくま | 2008年8月16日 (土) 10:08

夜のD51 2台の佇まいは素晴らしい作品ですね。後方の機関庫のランプの光も夜の雰囲気を盛り上げています。これからも、もっと秘蔵の写真を拝見させてください。

投稿: ぼっちぼち | 2008年8月16日 (土) 20:36

☆ぼっちぼちさま
バルブの写真は煙や蒸気の流れで、どんな絵になるか現像するまで判りません。これは上手い具合にまとまって、とても嬉しく思いました。回りの明かりも雰囲気を盛り上げてくれたので、これは大成功の部類だと思っています。

投稿: あべくま | 2008年8月17日 (日) 01:03

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