急行「ニセコ」
今朝起きると、近所の家の屋根が白くなっていました。
初雪でした。 平年よりも4日早いそうです。
あぁ、もう冬かぁ・・・。
さて、ひぐま3号さんが神秘的なC62ニセコの夜景をアップされているので、私は元祖(笑)「ニセコ」を出してみます。
とは言っても、C62牽引ではなくてDD51重連ですが・・・。
昭和50年1月2日 函館本線 上目名駅 103レ「ニセコ2号」
この日の牽引機は、DD511082[築]+DD51742[五]。
この日は、上目名駅で臨時停車して、遅れの急行「宗谷」と交換しました。
最前部の客車のデッキにへばりつき、勘でスローシャッターを切りました。
「宗谷」の方は雪煙、カマの上に流れるのは、SGの蒸気です。
実はこの後、通票を持ってきた駅員さんが、雪に阻まれてなかなか機関車までたどり着けずに、腰まで埋まりながらの大奮闘シーンがありましたが、さすがにそこは撮影できませんでした。
雪国の鉄道は、厳しいですね。
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コメント
あらららぁぁ~
これまた夜を心から楽しまれたシーンの公開ですね!
線路を覆う雪、宗谷が巻き上げる雪煙、そしてニセコ牽引機のスチーム
更には山間の駅に僅かに灯る水銀灯・・・
どれもこれもが名客車急行同士の夜の交換を演出する。
デッキにしがみついての撮影ってことは手持ち撮影ですよね!
いや~咄嗟の対応でこれを収める「勘」凄いものがありますね~
こっちは「イベント系」あべくまさんのはマジな日常
やはり日常に勝るものは無しって実感させられました~
と、言う事で今夜はこっちも「日常」で応咆させて頂きました~
投稿: ひぐま3号 | 2008年11月21日 (金) 22:08
☆ひぐま3号さま
もちろん手持ち撮影ですけど、そこは止まっている客車にカメラを押し当てて、極力手ブレは避けるようにしました。
雪の質感や「宗谷」(気動車急行でした)がたてる雪煙が、期待した以上に良く写っていました。
日常と言うには、あまりにも厳しい世界ですが、それだけに美しいと思いました。
投稿: あべくま | 2008年11月21日 (金) 23:13
当時、北海道を「鉄」していた誰もが見覚えのある光景でしょう。
ただ、それを写真に収めるかどうかは別にして。
駅構内だといっても、豪雪地帯ではいくら除いても雪壁に悩まされましたよね。
今だったら、寒くて車内の通路側の席でじっとしているでしょうか。
投稿: くろくま | 2008年11月24日 (月) 10:13
☆くろくまさま
この日はたまたま先頭車両に乗っていたので、臨時停車した時はすぐにデッキに出てみました。
見ると駅の雰囲気が良かったので、ダメ元でシャッターを切りました。
本来は、「宗谷」が定時なら黒松内駅で交換だったようですが、遅れて上目名駅で交換になったようです。
こんな長い列車が停まる事は想定外だったのでしょうが、ホームの先端の方は除雪されておらず、私もデッキから外に出ることは出来ませんでした。
投稿: あべくま | 2008年11月24日 (月) 14:12