18切符でみちのく紀行
今更ですが、18切符の旅の事を、思い出しつつ書いていきます。
6日の面接で就職先も決まったし、これで安心して遊びに行けることになりました。
残っている18切符は3枚で、使用期限は4月10日まで。あまり時間は有りませんでした。
さて、何処へ行こうか・・・?
乗り鉄第1日目:4月8日
とりあえず、まだ乗ったことが無い陸羽東線の「リゾートのぞみ」に、乗ってみることにしました。
南福島から列車を乗り継ぎ、仙台では何とか快速「南三陸1号」に間に合いました。この列車に乗ると、小牛田からは「リゾートのぞみ」に乗り継げるのです。
小牛田駅の構内には、様々な気動車が身体を休めていました。
「リゾートのぞみ」は、平日と言うことで、お客さんもまばらでした。
私の席は1号車でしたが、車掌さんに聞いたら、空いていれば何処に移っても良いと言う事で、下り方面の先頭車の3号車に行きました。
展望スペースでは、ちょうど二人旅の女性が前面展望を満喫中でした。
鳴子温泉駅では25分停車でした。
ここで、運転士さんは交代だそうです。てっきり新庄まで通しで運転するものだと思っていましたが・・・。
お話を伺ったら、小牛田の乗務員の受け持ちはここまでで、ここから先には行けないのだそうです。
ここで交換する4734Dとの並びを撮影した後、発車時刻まで駅前をぶらぶら散歩してみました。
昼食は、新庄駅に併設された物産館(?)ゆめりあの中にあるお食事処に入りました。
最上地方特産品こだわりラーメンと言うのが有ったので、その中から「新庄牛芋煮ラーメン」を頼みました。
「みのり」に乗ってきた人には、山葡萄アイスをサービスするとの事で、もちろん私もいただきました。
食事の後は、陸羽西線161D~羽越線227Dと乗り継いで、酒田へ行きました。
せっかくなので、映画「おくりびと」のロケ地でも見学してこようと思ったのですが、観光案内所には専用の立派な地図まで用意されていました。
歩いて回るには遠いなぁ・・・と思ったら、無料のレンタサイクルも有ると言われて、それに飛びつきました。
まずは“NKエージェント” の事務所を見に行こうと、日和山方面に行きましたが、その手前に山居倉庫が有ったので、つい寄り道してしまいました。
今なお現役の、立派な倉庫群でした。
さて、それでは次は・・・と地図を確認したら、何と酒田港駅が近くに有るではないですか。かつて酒田区のキューロクが活躍していた所で、一度見てみたいと思っていましたから、これ幸いと自転車をこぎました。
駅に着いたら、運良くDE10牽引の列車が進入して来ました。
偶然とは恐ろしいものです(日頃の行いでしょうか?・・・笑)。
入換が始まったので、それに合わせて自転車であちこち移動して夢中で撮影しました。
臨港線を跨いで広い道路橋が有ったので、その上にも行って見ました。
背景は海と言うか河口と言うか・・・。どっちなんでしょうね?漁船沢山が並んでいます。
陸橋の下には、もう使われていない(?)酒田臨港開発の入換動車が2両。
共に協三工業製ですが、手前のカマは丸屋根垂れ目窓で、昔のタイプです。実物を見るのは初めてでした。
入換動車は、実はもう1台。コンテナヤードの方に、ロータリー除雪機付きの10t車が居ましたが、そちらは近づけなくて、長玉で覗くだけでした。
残念!
そうこうするうちに、レンタサイクルの返却時刻が迫ってきたので、止む無く駅に戻りました。
この後は、羽越線をただひたすら南下しました。
酒田駅からは832Dに乗車しました。
もしかしたら、日本海に沈む夕日が見れるかと期待していましたが、この時期ではまだ無理だったみたいで、列車が海沿いに行く前に沈んでしまいました。
写真は、庄内平野で見た夕日です。
832Dには坂町駅まで乗り、ここで物好きにも米坂線から来た8321D(快速「べにばな」)に乗り換えました。
新潟では、「ムーンライトえちご」に乗るまではヒマだったので、ちょっと散歩に出かけました。
これは万代橋の夜景です。
駅からは、歩いて15分位だったでしょうか。
この日の宿の「ムーンライトえちご」です。18切符のシーズンも終わり近くて、結構空いていました。
この日新潟駅からは、女性の運転士さんが乗務していました。
寝苦しい夜が明けたら、東京に着いていました。
(続く)
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