ごくろうさんよ
3月になり、工場内にあった製品も次々と出荷されて、現地据付工事中のものが多くなりました。
年末に福島に戻ってからも忙しい毎日を過ごしてきましたが、ここに来て少しずつ余裕も出て、ちょっとは早く帰れるようになってきました。
とは言え、まだまだ製作中の機械もあり、油断はできません(^^ゞ
どこの業界でも年度末は忙しいけど、今度の会社はそれが特に凄まじいです。
ところで、私の好きな米坂線には、「ごくろうさんよ」と言う機関車が居ました。
ナンバーは59634です。
このカマとは相性が良くて、よくあちこちで見かけました。
撮影名所の「眼鏡橋」で、こんな情けない写真を撮ったときにも、「ごくろうさんよ」が来ました(^_^;)
ところで、この機関車はよても運の良いカマでして、米坂線無煙化後も廃車を免れて、米坂線、長井線貨物用のDLの予備機として生き延び、本州最後の現役キューロクになりました。
その後北九州に転属し、田川線などで活躍した後、きれいに整備されて今は大切に保存されています。
その幸運には、あやかりたいものですね(^^ゞ
米沢機関区の名物機と言えば、4桁ナンバーの9634がいました。
私が撮影を始める数年前までは、形式入りのきれいなナンバープレートが付いていたらしいのですが、何故か普通のプレートに交換されてしまいました。
それを知った時は、とても残念に思いました。
米坂線に通い始めた頃は、ほとんど会えませんでしたが、無煙化近くになったら何故か良く見かけるようになりました。
3月4日の語呂合わせと言う事で、米沢区のキューロクを2両紹介してみました。
おまけです。
1日遅れでお雛様アップです。
日曜日に伊達市の知人宅にお邪魔した時に、「せっかく飾ったんだから、見て行って。」と言われて、初めて見せていただきました。
豪華7段飾りです。
テレビや写真でなく、実際に本物を見たのは初めてでした。
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コメント
少しはご自分の時間が確保できたとのこと。
年度末を乗り切れば、「毎日更新」になるかもしれませんね。
あの有名な眼鏡橋が近くからだとこう写るのかと感心しましたよ(笑)。
米坂線に行ったことのないくろくまですが、
47年の8月、陸羽東線を撮影後、米沢で見た9634は二休状態で錆が浮いていました。
たしかに形式プレートではありませんでしたが、
大きなデフが印象的でした。
59634には長井線で逢うことができました。
彼が本州最期のキューロクだったのですか?
えっ? 北九州にも転戦したんですか?
そういえば、北海道のラストキューロクは門デフ機でしたね。
年代的にお雛さまの段飾りをご存知ないのは男系の家系なのでしょうか。
くろくまは母の年代がかった精緻なお雛さまを覚えています。
投稿: くろくま | 2010年3月 8日 (月) 20:07
☆くろくまさま
コメントありがとうございます。
20日辺り納期の設備に振り回されて、なかなか早く帰れなくて困っています(;一_一)
伊佐領~羽前沼沢のあの眼鏡橋で、わざわざ線路際に行く人は少ないでしょうね。まぁ、もの好きと言うか・・・(*^_^*)
米坂線無煙化後に、東北地方においでになったようですが、59634は長井線で押えましたか。
僚機の79607はご覧になりましたか?
この時点で本州で稼働するキューロクは、この米沢機関区の2両だけだったんです。
で、長井線も無煙化になって、59634だけが予備機で残ったので、本州最後の生きたキューロクになった訳です。
私には妹がおりますが、子供のころは段飾りのお雛様などは無く、近所でも飾っている家はありませんでした。
初めて見て、びっくりしましたね(^◇^)
投稿: あべくま@会社 | 2010年3月12日 (金) 12:43