ちょっとそこまで・・・
鉄嫁と休みが重なった土曜日の朝、遅い朝食の後でちょっとそこまで・・・のつもりでドライブに出掛けました。
最近は、何故か磐越西線方面から足が遠のき米沢方面へ向かう事が多くなっていますが、今回もいつの間にか栗子峠を越えていました。
そんな訳で、最初に向かったのは学生時代に暮らしていた米沢市内のアパートです。
この2週間前にたまたま前を通りかかったら、懐かしの学生アパートの解体工事に出くわしたので、その後どうなったか見に行ったのでした。
私は右側の建物の2階の一室に住んでいたのですが、部屋は四畳半で台所とトイレが共同、しかも風呂無し(近くに銭湯が有りました)と言う当時としては普通の生活環境でしたが、最近の学生さんには敬遠されて廃業するのでしょうか? それとも、単に建物が老朽化したので建て替えるのでしょうか?
理由は良く判りませんが、大家さんの自宅(上の写真で左側の建物)も同時に解体していたので、まとめて今風のワンルームマンションにでも建て替えになるのでしょうかねぇ。
飲み物を買おうと、母校の山大工学部の敷地の一角に有るコンビニに行きました。 ふと道向かいを見たら、学生時代に良く食べに行った食堂「山大前やまとや」が店舗を新築していました。
当時は「やまとや山大前支店」と言い、値段とボリュームで学生に人気の店でしたが、最近は観光客にも人気の米沢ラーメンの店に変身したようですね。
お昼時分になったので、飯豊町の食堂「いわはなや」に行きました。
このお店は、米坂線手ノ子駅から徒歩約1分の処にあり、米坂線沿線に出没する特雪ファンや国鉄型気動車ファンの、定番の食事処として知られていました。
ここでは、私はいつもはチャーシュー麺を頼むのですが、今回はご飯物が食べたかったのでかつ丼にしました。
ボリュームたっぷりですがリーズナブルで、とても得した気分でした。
ちなみに店内には、手ノ子駅近くのお立ち台で撮った、終焉間近の頃の9600の写真が飾ってあります。
いわはなやさんで食事して外に出たら、ちょうど米坂線の下り列車が来る頃になったので、羽前椿駅の近くでカメラを構えました。
やって来たのは、キハ110の2連でした。
米坂線 羽前椿~手ノ子 1131D
長井ダムは、雪解け水が多くなって放流中でした。
羽前椿駅から何となく北に向かって走っていたら、長井市に入りました。 ここまで来たら、せっかくなので長井ダムでも見に行こうかと、山道に向かいました。
ダムカードを貰うためにダム管理所に行く途中に、ダムサイトが綺麗に見えるところが有りました。 思わず車を停めて激写してしまいました。
山形鉄道 白兎~蚕桑 211D
長井ダムから長井市の市街地方面へ走っていたら、山形鉄道の踏切を渡りました。
アヤメ公園の方に向かいながら、念のために時刻表を確認したら下り列車が来ることが判ったので、アヤメ公園はそっちのけで近くの白兎駅辺りに行きました(笑)
寒河江市に住んでいるダムマニアの息子に、長井ダムのダムカードは要るかと聞いたら、もう何枚も持っているくせに(笑)欲しいと言うので、ついでに寒河江まで足を延ばして直接手渡ししてきました。
その帰り道、最上川沿いの国道287号線を走っていると、朝日町で「椹平(くぬぎだいら)の棚田」と言う案内標識を見たので、ちょっと行ってみました。
棚田のビューポイントは、一本松公園と言うところですが、ここはヒメサユリの群生地でもありました。
ちょうど花が満開のタイミングで、小高い丘の斜面にはあちこちに可憐な花が咲いていました。
椹平の棚田は、「日本の棚田百選」にも選ばれたそうです。
一本松公園には休憩所があり、ゆっくりと棚田を眺めることが出来ました。 嫁はよほど気に入ったと見えて、「ここで棚田を見ながらゆっくりビールを飲みたい。」と何度も言っていました。 帰りの足の心配さえ無ければ、私もそうしたいところだったんですけどねぇ・・・(笑)
鉄嫁の懐かしの風景だそうです。 南陽市関根周辺にて
朝日町から国道287号線~113号線と走り継いで、南陽市の西の外れの辺りに来ました。
ここは嫁のお母さんの実家の近くで、子供の頃に見た懐かしい風景だそうです。
広い田圃と夕陽が良いですね。 高圧鉄塔も良いアクセントになったと思います。
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なんだかんだとあちこち寄り道した気まぐれドライブ。 結局家に帰り着いたのは夜8時過ぎでした。 そして、この日の走行距離は約300kmでした。
後日、嫁が仲の良い従妹にこの話をしたところ、それは「ちょっとお出かけ」じゃなくて、小旅行と言うのだと、笑われたそうです(^^ゞ
※ 諸般の事情により、ドライブに行った日付でアップしております。
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