蒸気を撮りに山形へ・・・いもこ列車編
9月の中頃は、2週続けて山形県に蒸気を撮りに行きました。
2回目は、9月20日(日)に河北町谷地の河北中央公園に行きました。
この日は、年に数回しかない「いもこ列車」の運転日でした。
大正4年に河北町と奥羽本線神町駅を結んだ谷地軌道が誕生しましたが、昭和10年には廃止になってしまったそうです。
しかし、そこで走っていた蒸気機関車を模したこの機関車が、昭和63年10月からこの河北中央公園で走ることになったのです。
いもこ列車の機関車は、ベルギーのアングロ・フランコ・ベルジ社製のCタンク機関車です。
銘板からも判りますが、以前は台湾の製糖会社の専用線で働いていました。
同型機が野辺山SLランドに居る事でも知られています。
いもこ列車のサイドビューです。
開業当時はお客さんを運転室に乗せて運転していましたが、狭くてあまり人数が乗れない上にボイラーが近くて危険だと判断したのでしょうか、炭庫の後ろに乗車デッキが取り付けられました。
その後平成17年にボイラーが故障したために、機関車後部に新たに蒸気発生装置を取り付ける大改造が行われたようです。 乗車デッキはその時に後ろに移設された様です。
乗車デッキの下の板バネと従輪が良い感じです。
今回10年振りくらいにいもこ列車を見に行きましたが、以前とは姿が大きく変わっていて驚きました。
機関車が動いている間は、乗車希望のお客さんは途切れることがありませんでした。
乗車デッキへの乗り降りは、大きな階段が有ってスムーズに出来ました。
僅か100m程度の直線路を往復するだけなので、数往復撮れば飽きてしまうかと思っていたのですが、撮り始めたら面白くて結局最後まで居座ってしまいました。
来年の運転日には、スケジュールを確認してまた眺めに行こうと思いました。
※ 諸般の事情により、お出かけ当日の日付でアップしております。
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