2014年5月31日 (土)

ちょっとそこまで・・・

鉄嫁と休みが重なった土曜日の朝、遅い朝食の後でちょっとそこまで・・・のつもりでドライブに出掛けました。
最近は、何故か磐越西線方面から足が遠のき米沢方面へ向かう事が多くなっていますが、今回もいつの間にか栗子峠を越えていました。
Dsc_0752そんな訳で、最初に向かったのは学生時代に暮らしていた米沢市内のアパートです。
この2週間前にたまたま前を通りかかったら、懐かしの学生アパートの解体工事に出くわしたので、その後どうなったか見に行ったのでした。
Dsc_0768私は右側の建物の2階の一室に住んでいたのですが、部屋は四畳半で台所とトイレが共同、しかも風呂無し(近くに銭湯が有りました)と言う当時としては普通の生活環境でしたが、最近の学生さんには敬遠されて廃業するのでしょうか? それとも、単に建物が老朽化したので建て替えるのでしょうか?
理由は良く判りませんが、大家さんの自宅(上の写真で左側の建物)も同時に解体していたので、まとめて今風のワンルームマンションにでも建て替えになるのでしょうかねぇ。
Dsc_0771飲み物を買おうと、母校の山大工学部の敷地の一角に有るコンビニに行きました。 ふと道向かいを見たら、学生時代に良く食べに行った食堂「山大前やまとや」が店舗を新築していました。
当時は「やまとや山大前支店」と言い、値段とボリュームで学生に人気の店でしたが、最近は観光客にも人気の米沢ラーメンの店に変身したようですね。

Dsc_0775お昼時分になったので、飯豊町の食堂「いわはなや」に行きました。
このお店は、米坂線手ノ子駅から徒歩約1分の処にあり、米坂線沿線に出没する特雪ファンや国鉄型気動車ファンの、定番の食事処として知られていました。
Dsc_0773ここでは、私はいつもはチャーシュー麺を頼むのですが、今回はご飯物が食べたかったのでかつ丼にしました。
ボリュームたっぷりですがリーズナブルで、とても得した気分でした。

ちなみに店内には、手ノ子駅近くのお立ち台で撮った、終焉間近の頃の9600の写真が飾ってあります。


Dsc_8999いわはなやさんで食事して外に出たら、ちょうど米坂線の下り列車が来る頃になったので、羽前椿駅の近くでカメラを構えました。
やって来たのは、キハ110の2連でした。

米坂線 羽前椿~手ノ子 1131D
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  長井ダムは、雪解け水が多くなって放流中でした。

羽前椿駅から何となく北に向かって走っていたら、長井市に入りました。 ここまで来たら、せっかくなので長井ダムでも見に行こうかと、山道に向かいました。
ダムカードを貰うためにダム管理所に行く途中に、ダムサイトが綺麗に見えるところが有りました。 思わず車を停めて激写してしまいました。

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   山形鉄道   白兎~蚕桑   211D

長井ダムから長井市の市街地方面へ走っていたら、山形鉄道の踏切を渡りました。
アヤメ公園の方に向かいながら、念のために時刻表を確認したら下り列車が来ることが判ったので、アヤメ公園はそっちのけで近くの白兎駅辺りに行きました(笑)

Dsc_0780_2寒河江市に住んでいるダムマニアの息子に、長井ダムのダムカードは要るかと聞いたら、もう何枚も持っているくせに(笑)欲しいと言うので、ついでに寒河江まで足を延ばして直接手渡ししてきました。
その帰り道、最上川沿いの国道287号線を走っていると、朝日町で「椹平(くぬぎだいら)の棚田」と言う案内標識を見たので、ちょっと行ってみました。
棚田のビューポイントは、一本松公園と言うところですが、ここはヒメサユリの群生地でもありました。
ちょうど花が満開のタイミングで、小高い丘の斜面にはあちこちに可憐な花が咲いていました。
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   椹平の棚田は、「日本の棚田百選」にも選ばれたそうです。

一本松公園には休憩所があり、ゆっくりと棚田を眺めることが出来ました。 嫁はよほど気に入ったと見えて、「ここで棚田を見ながらゆっくりビールを飲みたい。」と何度も言っていました。 帰りの足の心配さえ無ければ、私もそうしたいところだったんですけどねぇ・・・(笑)

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  鉄嫁の懐かしの風景だそうです。 南陽市関根周辺にて

朝日町から国道287号線~113号線と走り継いで、南陽市の西の外れの辺りに来ました。
ここは嫁のお母さんの実家の近くで、子供の頃に見た懐かしい風景だそうです。
広い田圃と夕陽が良いですね。 高圧鉄塔も良いアクセントになったと思います。

     *****************

なんだかんだとあちこち寄り道した気まぐれドライブ。 結局家に帰り着いたのは夜8時過ぎでした。 そして、この日の走行距離は約300kmでした。
後日、嫁が仲の良い従妹にこの話をしたところ、それは「ちょっとお出かけ」じゃなくて、小旅行と言うのだと、笑われたそうです(^^ゞ


 諸般の事情により、ドライブに行った日付でアップしております。



 

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2012年8月11日 (土)

ハードにダム三昧

同棲相手(笑)のかんちゃさんとかんちゃさんの息子のゆう君(中3、仮名)と3人で、結構ハードなダム見物の旅をしてきました。

◎7月14日(土)
現在は寄宿生活を送っているゆう君を迎えに行くために、あちこち寄り道しながら山形県の寒河江市に向かいました。
Dsc_3024国道13号線から水窪ダム方面に入ったら、道路上にニホンザルの群れが居てビックリ!
結構あちこちに分散していました。
車が来ても平然としています。
Dsc_3028年寄りのサルかな?
道端に座ってこっちを見ていました。
こんなに近くに行っても逃げないので、逆にこっちがオドオドしてしまいました(^^ゞ
Dsc_3035水窪ダムから降りて関根駅の側を通り、米沢市南部の李山地区に行きました。
道沿いに「トトロの森」の看板が在ったので、試しに行ってみたら、こんなのが在りました。
この地区の山ノ神の神社の森です。 ケヤキの木と杉の木だそうですが、ちょうどトトロの姿に見えていました。 
120714_160646その後寒河江でゆう君を拾い、長井ダムまで車を飛ばしました。
ダム管理事務所に行くとダムカードが貰えますが、16時までに行かないと貰えないそうで、ここに行くまでは時間との競争でした。
120714_194623無事に長井ダムのダムカードをゲットし、対応してくださった職員の方のご好意で、幻の・・・と言われる管野ダム(長井ダム完成によりその湖底に沈んだ)のダムカードまで頂いて、意気揚々と福島まで帰りました。この日の走行距離は約300kmでした。

この日はゆう君の誕生日だったので、夕食の時はケーキでお祝いしました。
明日もハードな行程なので早目に寝ましたが、ゆう君は我が家にお泊りは初めてで、ちょっと緊張してあまり寝られなかった様です。
全員5時頃には起きてしまったので、そうなると当然する事は決まっています(^^ゞ

◎7月15日(日)
Dsc_3038せっかく福島に来たんだからと言う事で、鉄ちゃんでもあるゆう君を連れて、近くの石那坂まで朝の寝台特急見物に行きました。
まずは「カシオペア」です。
Dsc_3048続いては「北斗星」です。
ちょっとお天気が悪かったけど、この日も地元の鉄ちゃんが2人(常連さんです)来ていました。
この列車は、先程と立ち位置を変えて狙いました。
撮影後は雨が降ってきたので、早々に帰宅しました。
Dsc_3055朝食後は、かんちゃさんが昼過ぎまで仕事なので、その間に福島市周辺のダム見物に行きました。
まずは北上して摺上川ダムです。
120715_095504摺上川ダムへ行く途中の国道399号線には、茂庭地区の沿道に道祖神が祭られていました。
詳しい説明の表示板も掲示されていました。
Dsc_3059福島市北部の摺上川ダムから、今度は一転して福島市の南側に在る飯野町の蓬莱ダム(別名飯野ダム)に行きました。
このダム湖周辺は“飯野の堰堤”と呼ばれ、お花見の名所になっています。
Dsc_3063ここは阿武隈川に建設された、東北電力が管理する発電用ダムです。
国土交通省管理のダムでは無いのでダムカードは有りませんが、ここに来るのは初めてらしく、ゆう君は満足の様でした。
ダムの下流側にある大きな橋からの眺めは、気持ちの良いものでした。   

Dsc_3068仕事を終えたかんちゃさんを迎えに行き、そのまま三春ダムに向かいました。
ここはゆう君のリクエストで、今回是非行きたいと言っていた処で、ダムカードもゲットしてご満悦でした。
ダム湖は大きくて複雑な形をしており、さくら湖と呼ばれる観光地になっていました。
Dsc_3077蒸し暑さにヘロヘロになりながら、ゆう君を送って寒河江まで行きました。 三春から福島までは高速道で移動し、飯坂ICから国道13号線を北上しました。
ゆう君を寒河江に送り届けた後は、最上川沿いの国道287号線を南下して福島を目指しました。
日が暮れて川霧が出て、幻想的な景色が見えてきましたが、道が狭いのに交通量が多いので車を停めて撮影する訳にもいかず、やっと待避所を見つけたときは霧が薄くなってしまって、写真は今一つになってしまいました。
この日の移動距離は約450kmでした。

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2008年8月24日 (日)

銀山温泉へ

昨日は、山形県の銀山温泉で、出身大学の写真部のOB会がありました。

Dscn0615銀山温泉は御存知の通り、尾花沢市の山間にある小さいな温泉街です。
しかし、銀山川の両岸に立ち並ぶ旅館は、木造三階建てや四階建ての立派な建物で、大正ロマン溢れる趣でした。
今回は、銀山荘古勢起屋別館にお世話になりました。

Dscn0648会場は、最初は東京周辺と言う話も有ったそうですが、最終的にはここに決まったそうです。
写真撮影も楽しめるようにと言う、幹事さんの心遣いだったのでしょうか?

Dscn0622チェックインは15時からとの事で、15時半頃に旅館に入ったら、既に6~7人到着していました。
今回の参加者は総勢16名でした。
お世話になった先輩各位、懐かしい同級生、そして当時は可愛らしかった(笑)後輩達が集まりました。
宴会は18時半からでしたが、それまで気の会う友人同士で世間話に花が咲き、うっかり風呂に入りそびれてしまいました
Dscn0637_2宴会は、近況報告を含めた自己紹介で盛り上がりました。
合宿やコンパの際の写真などを持って行きましたが、これは受けました。
さて、長老は一目で判りますが、最年少は誰でしょう?卒業後の長い年月で、誰が先輩で誰が後輩か、見た目では判らなくなっています(笑)
Dscn0663_2 宴会の後で風呂に入り、二次会の部屋へ。
幹事役の先輩が持ってきてくれた、地元尾花沢のスイカ。甘くてとても美味しかったです。

旅館の外では、花笠踊りの実演イベントなんかも有りました。
相変わらず雨が降っていましたが、見物客は大勢いました。

Dscn0672二次会は遅くまで続き、結局寝たのは2時過ぎでした。
そのくせ朝食は朝7時過ぎから!
それでも、全員ほとんど遅れずに起きてきたのは、凄いです(^^ゞ
Dscn0690朝食後は会計を済ませ、三々五々解散となりました。
私はロビーでコーヒーを飲んでのんびり休んだ後、温泉街の写真を撮りながら駐車場へ向かいました。
古い建物が多くて、あちこち絵になりそうな物がありました。
まぁ、こちらは専門ではないので、ほどほどにしておきましたが、それでも結構何枚もシャッターを切りました。

Dscn0699せっかく新庄の近くまで行ったので、帰りは奥羽線の沿線で、時間を見計らっては、「つばさ」を撮影しながら移動しました。

袖崎~村山にて つばさ114号

残念ながらお天気には恵まれませんでしたが、とても楽しい週末でした。
幹事さんはじめ、今回参加された写真部の皆さんには大変お世話になりました。
どうもありがとうございました。

 
 

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2007年5月 4日 (金)

同窓会

祝!大学卒業30周年記念・・・ってことで、当時住んでいたアパートの住人とそこに入り浸っていた友人達とで、同窓会をやってきました。学科は違うけど同学年ばかりなので、気の合う仲間達で今回の参加者は12名でした。

Dscn5732_2  3日は福島駅に集合し、福島県人メンバーの車3台に分乗して米沢を目指しました。
米沢の街は、ちょうど上杉祭りの真っ最中。最上川の河川敷では、お祭りの呼び物「川中島の合戦」をやっていました。 川中島の合戦は人気のあるイベントで、凄い人出だったためその見物は諦めてまして、私達は懐かしの母校の山形大学工学部へ向かいました。
Dscn5729_1 在学当時は事務棟だった本館は、重要文化財に指定されて綺麗にお色直しされていました。また、大学敷地内にコンビニが出来たり学科名が変更されたり、新しい建物が建ってグランド無くなったりサークル棟が移転したりと、30年間の時間の流れとひしひしと感じました。
Dscn5783しばらく大学周辺を散策した後、予約していた小野川温泉の旅館に向かいました。
米沢では桜はもう終わりでしたが、小野川温泉ではまだ咲いていました。
ちょうど散り際という感じでした。

まぁ、花より団子の我々ですから、夜は当然大宴会でした(^^ゞ

Dscn57864日も朝から良いお天気。絶好の観光日和でした。
旅館を出た後、まずは上杉神社に行きました。
在学当時は、5月の連休は旅行や帰省で不在のことが多く、この時期に上杉神社にお参りした記憶が有りません。上杉祭りの時期なので旗幟が飾って有るのでしょう。
Dscn5789 上杉神社の周辺はここ数年で大きく変わったようです。
以前は無かった、巨大な米沢市上杉博物館が出来て、この辺りの風景が在学当時とは大きく変わっていました。
博物館では常設展のほか特別展「直江兼続」を見学しました。来年のNHK大河ドラマが、この直江兼続を主人公にした「天地人」に決まった事から、米沢では今から盛り上がっているようです。
Dscn5795その後は、学生時代良く行ったラーメン屋の「山大前やまとや食堂」に行きました。 昔は「やまとや山大前支店」と言っていたはずですが、名前を変えたんですね。このお店では「冷やし中華」や「いため中華」を良く食べました。冷やし中華の時期には、テーブルにどーんとマヨネーズの特大容器が置いて有ったのを覚えています。
Dscn5797 ここは今や、米沢ラーメンの店としてガイドブックにも紹介される様な有名店になってしまい、今日もお客さんが並んでいました。勿論私達も並んで食べてきましたが、当時と同じメニューでも、昔とは内容も味も変わっていました。まぁ、これは仕方ないですね。
写真はいため中華ですが、昔は麺の上にどっさり載っていた野菜炒めが、今は申し訳程度なのが寂しいです(^^ゞ

米沢駅から「つばさ」に乗って帰る人を送った後、残りのメンバーは福島駅まで移動し、ここで解散しました。
この同窓会、次回は還暦記念で7年後だとか・・・(^^ゞ

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2005年11月19日 (土)

二本松・金屋線

今日は郡山市のある会社に、面接に行きました。

会社の場所は、郡山駅から徒歩20分位の距離なので電車で行くつもりでしたが、どうも時雨っぽいので結局車で行く事にしましたが、昼頃にはやはり時々雨が降ってきました。車で行ったのは大正解でした。

で、面接終了後何となく4号国道は通りたくなくて、裏道をどんどん北上しました。

以前磐越東線の撮影に行った時に、何となく通って本宮町に抜けた道に入りました。道路の表示は県道「二本松金屋線」。そうか、ずっと行けば二本松まで行けるのか?と思い、そのまままっすぐ行く事にしました。

この道、国道288号線を三春方面へ走り、阿武隈川を渡ったところで北に曲がり、阿武隈川に沿ってずっと北上するのです。いつの間にかお天気も良くなり、信号も無いし対向車も 少ないので、気分良く走れました。ただ、進むにつれて道幅がどんどん狭くなり、あまりスピードは出せませんでした。

DSCN3745 そうなると景色も良いし、ちょっと写真を撮ってみたくなりました。被写体はもちろん阿武隈川です。

川のすぐ横を走りつつ、「デジカメ最近調子悪いけど、今日はどうかな?」 とスイッチを入れたら、カメラは準備OKでした。

道が広くなったところで一時停止。 紅葉はもう終わりですね。もう少し早い時期だったら、もっと綺麗だったかもしれません。

DSCN3748 渓谷風のところを過ぎると、川幅も広がってきます。

少し高いところから見ると、川は適度なカーブを描きつつ、ゆったりと流れています。

川の反射がとてもまぶしかったです。

うーん、ここももう少し色気が欲しいですね。手前の葉っぱは紅葉していますが、逆光でシルエットと化しています。対岸にはススキの茂みも有るようですが、ちょっと小さくて判 りませんね。

DSCN3755 川に沿って狭い道がくねくねと続きます。対向車が無かったので、くねくね道もかえって楽しく運転できました。川岸には木が立ち並んでいますが、ちょっと高いところから見ると阿武隈川も見えました。

のどかな田園風景という感じです。

ちょっと電柱とかガードレールが邪魔な感じですが、これは消すわけにはいかないので、諦めるしかなさそうです。   

DSCN3754 橋には必ず橋の名前、川の名前、製造年月等を記した銘板が取り付けられています。

欄干や親柱に取り付けられることが多いのですが、この橋の銘板は趣のある親柱と文字ですね。

銘板の文字は、その地域の名士や市町村長が書くことが多いようです。        

DSCN3757 二本松の近くまで行ったら、道の脇にボートが引き上げて有りました。

ちょっとわざとらしい構図ですが・・・(^^ゞ

行きは国道4号線で、渋滞と信号待ちと車の多さに嫌気が差しましたが、帰りはのんびりとノンストレスで走れました。もしも郡山まで通うようになったら、車通勤はやはり遠慮したいですね。

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